テーマ)第24章 特別性のゴール

 こうして、二人の子が作り出され、出会う場所もなく、出会うこともなく、どちらもこの地上を歩いているかに見える。 あなたはそのひとりを自分の外側に、自分の最愛の子として知覚する。 内側に休らうもうひとりは、父の子であり、彼はあなたの中に居るようにあなたの兄弟の中にも居る。...
 こうして、肉体はあなた自身についての理論となる。 ただしそこにはそれ自体以外の証拠は準備されておらず、その視野の中にいる限りそこから抜け出す道はない。 それ自体の目を通して見るなら、それが辿る道筋は確かである。 それは成長しては衰え、栄えては死んでいく。 そしてあなたは、それから離れた自分を思い描くことはできない。...
 自分自身を見なさい。 あなたには肉体が見えるだろう。 この肉体を別な光のもとで見てみなさい。 そうすれば、それは違って見える。 そして光がなくなれば、それは消えてしまったかに見える。 それでもあなたは、手で肉体に触れることも、それが動く音を聞くこともできるので、それがそこにあると思って安心する。...
この世界においては、手段と目的は分離している。 なぜなら、それらはそのように作り出されており、そのように知覚されるからである。 そしてそれゆえに、私たちはそれらを分離しているかのように扱う。 すべての知覚は、知覚の目的が理解されるまでは依然として逆さまになっているということを、心にとめておくことが肝要である。...
 このコースは、容易に学べないようなことを教えようとしてはいない。 あなたに準備ができたときに、本来あなたのものであるものがあなたのもとに訪れるということを除けば、その範囲は、あなた自身が把握できる範囲を超えるものではない。 奇跡講座テキスト  第24章  七 出会いの場所  8. /1
 父と共に創造する共同創造者には、子が居なければならない。 ただし、この子は神ご自身と同じに創造されているはずである。 すなわち、完全無欠な存在であり、すべてを包含し、すべてに包含されており、つけ加えるべきものも取り除くべきものもなく、大きさや場所や時間から生まれたものではなく、いかなる種類の制限や不確かさにも縛られていない。...
神は目的であると同時に手段でもある。 天国では、手段と目的はひとつのものであり、それらはまた神ともひとつである。 これが真の創造の状態であり、それは時間の中ではなく永遠の中にのみ見出せる。 これについては、この世界に居る誰に説明することも不可能である。 また、この状態が何を意味するかを学ぶための方法もない。...
 地上のすべてのものについての識別法(テスト)となるのは、単に、「それは何のための(・・・・・傍点)ものか」という問いである。 この答えが、それがあなたにとって何であるかを決める。 それはそれ自体では何の意味もないが、それでも、あなたは自分が仕えている目的に従ってそれに実在性を付与することができる。...
 父はご自身が創造したものを安全に保つ。 それはあなたによって創造されたものではないので、あなたが自分で作り出した間違った想念をもってそれに触れることはできない。 自分の愚かな空想に脅かされないようにしなさい。 不滅なるものが攻撃されることはなく、時間の中にしかないものは、何の結果ももたらさない。...
 自分は心を守ることができるだろうかと、自分自身に尋ねなさい。 肉体ならば、確かに、少し守っている。 時間からは守れないが、一時的に守ることはできる。 そうしてあなたは、自分で救おうと思う分だけ傷つける。 あなたは肉体を何のために(・・・・・傍点)救おうとするのだろうか。 その選択の中に、肉体の健康と危害の両方が内在しているのである。...

さらに表示する