あなたが追求しているのは、形態ではない。 望むものの形態を自分で決めるとき、あなたは、それ(この世界のもの)が目的としているものについて理解(赦し/贖罪のために活用されるべきものとしての理解)を失う

 あなたが追求しているのは形態ではない。 どんな形態が、父なる神の代替となり得るだろう。 どんな形態が、子なる神神性の中にあるすべての愛の座を奪えるだろう。 どんな偶像が、一なるものを二つにすることができるというのだろう。 無限なるものを限定できるだろうか。 あなたは偶像を望んではいない。 それをもつことはあなたの意志ではない。 それはあなたが求めている贈り物をあなたに授けてはくれない。 望むものの形態を自分で決めるとき、あなたはそれが目的としているものについて理解を失う。 したがって、あなたは自分の意志を偶像の中に見ることにより、特定の形態へと減じてしまう。 しかし、これは決してあなたの意志ではあり得ない。 なぜなら、すべての創造に参与するものが、些細な考えや卑小なものごとで満足できるはずがないからである。

 

奇跡講座テキスト  第30章  三 すべての偶像を超えて  2.