愛(神の愛) は、確かさの中で休らう。 不確かさのみが、防衛的になり得る。 不確かさとは、すべて自分自身(あなたの実相)についての疑いである

 だが、平安をそのように断片化することなどできるだろうか。 それは依然として全一であり、そこから何一つ取り去られてはいない。 邪悪な夢の手段も材料も、無であることを見てとりなさい。 真理においては、あなたと兄弟は、何にさえぎられることもなく共に立っている。 があなたの手を握っており、ご自身とひとつにつないだものを、いったい何が分離させられるだろう。 あなたは自分のを相手に防衛しようとしているのである。 それでも、愛を外に締め出すというのは、不可能なことに変わりない。 は静けさの中で、防衛されることなくまったく防衛することもなく、あなたと共に休らっている。 なぜなら、この静かな状態の中にのみ、強さと力があるからである。 ここにはいかなる弱さも入ってくることはできない。 なぜなら、ここに攻撃はなく、したがって、幻想もないからである。 愛は確かさの中で休らう。 不確かさのみが、防衛的になり得る。 そして不確かさとはすべて自分自身についての疑いである。

 

奇跡講座テキスト  第22章  五 弱さと防衛の姿勢  3.