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不信は、幻想に直結する。 もし兄弟を肉体として見ているなら(兄弟を聖性と見ていない/自我の思考体系を選択しているなら)、あなたは彼とひとつに結びつくことが不可能になる状態を、確立してしまったことになる

 すでに述べた通り、不信は幻想に直結するということを、見落としてはならない。 なぜなら、不信とは、兄弟を肉体として知覚することであり、肉体は融合の目的のために用いることはできないものだからである。 ということは、もし兄弟を肉体として見ているなら、あなたは彼とひとつに結びつくことが不可能になる状態を確立してしまったことになる。 彼に対するあなたの不信が、あなたを彼から分離させ、それがあなたがた両方を癒されないままに保ってきたのである。 あなたの不信はそのようにして聖霊の目的に対抗し、肉体を中心とした幻想の数々をもたらして、あなたがたの間をさえぎらせた。 そして肉体は病んでいるかに見えるようになる。 なぜなら、あなたがそれを癒しの「敵」とし、真理の対極になるものとしてしまったからである。

 

奇跡講座テキスト  第19章  一 癒しと信  4.