知覚は、「多い」、「少ない」といったことを信じなければ、不可能である。 あらゆるレベルにおいて、それは選択性を伴う

 「そのかたちの如くに人を創造つくり給えり」という言葉は解釈し直す必要がある。 「かたち」は「想念」と理解し、「如くに」は「同じ質をもたせて」と理解することができる。 は確かに、ご自身の想念の中で、神ご自身と同じ質をもたせて、霊を創造した。 その他にはまったく何もない。 一方、知覚は、「多い」、「少ない」といったことを信じなければ、不可能である。 あらゆるレベルにおいて、それは選択性を伴う。 知覚とは、受け入れては拒絶し、組織しては組織し直し、添加しては変化させるという、連続的なプロセスである。 評価は知覚にとって不可欠な要素であるが、その理由は、選択するためには判断が必要だからである。

 

奇跡講座テキスト 第3章  五 知覚を超えて  7.