祈りとは、何かを求める方法の一つである。 それは奇跡の媒体である。 しかし、唯一の有意義な祈りは、赦しを求める祈りである。 なぜなら、赦された者は一切を有しているからである。 ひとたび赦しが受け入れられたなら、通常の意味での祈りはまったく無意味となる。 赦しを求める祈りとは、あなたがすでにもっているものを認識できるようになりたいという要請に他ならない。 智識の代わりに知覚を選択したことによって、あなたは、奇跡的に知覚することによってしか、自分の父に似た存在となることができないという立場に自分を置いた。 あなたは自分自身が神の奇跡であるという智識を失ってしまった。 創造があなたの源であり、あなたの唯一の真の機能である。
奇跡講座テキスト 第3章 五 知覚を超えて 6.