(実相を見誤ることで)知覚された欠乏を補うために何かを作り出す(誤創造する)とき、あなたは分離を信じているということを暗黙のうちに示している

 分離以来、「創造する」と「作り出す」という言葉が混同されてきた。 あなたが何かを作り出すとき、欠乏や必要という具体的な感覚からそうしている。 具体的な目的のために作り出されたものは何であれ、真の普遍化の可能性をもたない。 知覚された欠乏を補うために何かを作り出すとき、あなたは分離を信じているということを暗黙のうちに示している。 自我は、この目的のために、数多くの巧みな思考体系を作り上げてきた。 そのどれもが創造的ではない。 偽造する能力は、その最も巧みな形においてでさえ、労力の浪費である。 偽造物の高度に具体的な性質は、の被造物たちの抽象的な創造性にはふさわしくない。

 

奇跡講座テキスト 第3章  五 知覚を超えて  2.