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最初からすべてを赦そうとしなくていいという話です。
最初は赦せないものがあっていいし、あって当然という話です。
赦せない場合の対処法へと続きます。
赦せないものがあっていい
最初からすべてを赦そうとしなくてもいいです。
すべてを赦そうとしなくてはダメだと考えて頑張らなくていいです。
すべてを赦すと決めないと赦しに取り組めないというものではありません。
最初からは無理です。
もちろん、すべてを赦すと今決められるならそれは素晴らしいと思います。
ですが、たとえその覚悟があるからといって、すべてをそう簡単に赦せるわけでもないものです。
ですので、今はまだ赦せないものがあっても構いません。
むしろ最初は赦せないものだらけでしょう。 赦したくないものばかりと言ったほうがいいかもしれません。
その赦せないものの中から、これはもう赦そう、真の赦しを選択しようと思えるものをまずひとつ、そしてまたひとつと探して赦していくことです。
とにかく一つでも赦しを完了させて、赦しとは何かを体験することで、頭での理解から腑からの理解へと転換させることが重要です。
そうしていくうちに、赦しの仕組みが腑に落ちてくれば、あの有名な一文「奇跡に難しさの序列はない」(T-1.Ⅰ.1)の意味が分かってきて、どんな問題であれすべては赦しが答えだということに至ります。
そこでようやく奇跡講座のテキストに書かれている理論が腑に落ちます。
そのときになってはじめて、すべてを赦そう、すべてに赦しを適用しよう、と選択できるようになります。
最初はどこからやっていけばいいのか
最初は赦せない出来事に対して、自分には「今はまだ赦せないものがある」ということを認識することです。
これまでは、「こんなの赦せない!」終わり、だったと思います。
「赦せない」相手や出来事に意識が向かって終わっていると思います。
この赦せない気持ちを解消するために何か行動を起こそうとしているかもしれません。
今、このサイトに来ているみなさんは少なからず奇跡講座の教えに触れていると思うので、そういうあなたなら、「こんなの赦せない!」終わり、ではなく、少なくとも「赦せないものが自分にはある」と自分のほうへ意識を向けることはできると思います。
まず、この赦せないものが自分にあることを認識することが大事です。
赦す赦さない以前の問題です。
最初は赦せなくていいんです。 とにかく赦せないことがある、という認識が非常に重要になります。
そして、自分自身に次のことを確認するステップを入れてください。
「自分はこのことについて、赦したいのか赦したくないのか」
もちろん赦したくはないでしょうから、この件に関しては「自分は今はまだ赦さない!」だから「自分はまだ赦さないことを選択する」ということをしっかりと自分自身と確認してください。
「赦さない」選択なんてなんだか自分はダメな人間のような気がしますが、赦さない選択でなんら問題ありません。 繰り返しになりますが、「赦したくない」はダメではないんです。 大丈夫です。 むしろ自分の本心に対して正直になれないほうが問題です。
とにかく、赦さない選択を自分がしている『自覚』が大事です。
ここでのプロセスは自分に聞く、自分に確認する、これがとてもとても大切です。
このステップは聖霊に聞くステップと同じプロセスです。 自分の心の声を聞けないのに聖霊の声を聞くことは出来ません。
まずは、ここから始めてください。
そして、いつか「もう違う選択をしたい」となる日が来たとき、この問題に真に取り組みましょう。
真に取り組む、とは赦しを行うことです。 今まで身につけてこなかった新しい解決方法です。
それまでは、これまで身につけてきた古い解決方法を充分試してみることが出来ます。
古い解決方法とは、だれしもがいまだ採用し続けている解決方法(相手や外の世界を変えることによって状況を改善する方法)のことです。 望む状況を手に入れることによって幸せになろうとする方法のことです。 これは獲得思考です。
この方法では絶対に解決できないとあなた自身、はっきりと認識するまで徹底的に何度でも試すことができます。
赦しはこれらのことがきっぱりとはっきりと腹落ちし、訣別することでようやく採用できます。
訣別できていなければ、赦しは採用できない、ということです。
つまり少しでも未練が残っている状態(つまり相手を咎めている、自分の問題だとしっかりと握りしめられていない状態)では赦しはまだ無理だということです。
このことが訣別できているか、まだそうではないのかを真摯に自分に聞くことです。
訣別できていなくても大丈夫です。 普通は訣別できなくてあたりまえです。
とにかく今は、それを自分自身に確認、自認することが大事です。
いずれにしても、自分自身と相談しながら、自分の本心がどちらに行きたがっているかを確認することが重要です。
なにごとも自分と調和しないままに進めることは出来ませんので。
