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『奇跡講座』の基本の読み方

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 学び方についての記事を書きましたが、こちらはもう一段手前で『奇跡講座』自体に取り組むにあたっての記事になります。

 

 

『奇跡講座』を理解するための最初の優先順位

 

 『奇跡講座』を理解するための最初の優先順位は次の通りです。

 

  1.  教義の最初の一文を理解する(教義の3行を理解する)
  2.  テキスト編にある「序文」を理解する
  3. 「まえがき」を理解する
  4. 『奇跡講座』全体を理解する 

 

 

 これは『奇跡講座』の理解度をチェックする関門のようなものです。

 

 

 4. の『奇跡講座』全体が理解できていれば、当然 1~3 も理解できている、ということです。

 

 逆に、1や2、3が理解できていれば、4の『奇跡講座』全体が理解できている可能性があります。

 

 1や2、3が理解できていなければ、4の『奇跡講座』全体もどこかで理解が滞っていることがわかります。

 

 

 ですので、『奇跡講座』全体をその都度読まなくても、1~3 の理解度を確認することで、自分はどの程度まで『奇跡講座』が理解できているのかが確認できる目安、となります。

 

 

1.  教義の最初の一文を理解する(教義の3行を理解する)

 

 『奇跡講座』の要約は、わずか3行でした。

 

 

 もう一度、その3行を記します。

 

 

 実在するものは脅かされない。

 実在しないものは存在しない。

 ここにの平安がある。

 

 

 

 これが『奇跡講座』の教義であり、全体を貫く原理原則です。

 

 

 そして、その中でも特に重要なエッセンスが1行目です。

 

 

 

実在するものは脅かされない

 

 

 

 残りの2行はこの一文を補足するものです。

 

 もっと言えば、本文など他のすべてもこれを補足するものと見ていいでしょう。

 

 

 これを何度も読み込んでください。

 

 深くしっかりと理解してください。

 

 そして、自分のものにしてください。

 

 そのためには、『奇跡講座』を読むたびに何度もここへ戻ってきて、自分にとってどいういう意味なのかを確認してください。

 

 

2.  テキスト編にある「序文」を理解する

 

 テキスト編にある「序文」には、先ほど示した教義が含まれています。

 

 その教義を含めても、「序文」は全体でわずか12行です。

 

 

 

 おそらく所見ではこの12行の意味するところはよくわからないと思います。

 

 どのレベルのどんな話なのか、何を指しているのか、どういう意味なのか。

 

 

 『奇跡講座』を読むたびに何度もここへ戻ってきて、自分にとってどいういう意味なのかを確認してください。

 

 

3. 「まえがき」を理解する

 

 続いて「まえがき」です。

 

 「まえがき」は『奇跡講座』三部作の後に追加されたものです。 そのため、どの文章よりも私たちに寄り添った形で記述されています。 つまり理解しやすい、ということです。 まずここの文章が理解できないと始まりません。 特に「まえがき」にある「◆◆◆教義」の部分です。『奇跡講座』の全体的な概要は実はここに凝縮されています。 何度も読み返して理解するようにしてください。

 

 

 「まえがき」は、三部作どの本にも収録されています。(『奇跡講座入門』にも巻末に収録あり) JACIMサイトにも全文アップされていますので参考ください。 

 

 

4.  『奇跡講座』全体を理解する

 

 冒頭にも書きましたが、1~3 を理解するためにも『奇跡講座』全体を何度も読み込む必要があります。

 

 また、真に理解するには、実践を通してこの世界を超えたところを実際に見る体験(普遍的体験)をしていく必要があります。

 

 

 読みさえすれば理解できるといった代物ではないことは間違いないと思います。

 

 

『奇跡講座』の学び方まとめ

 

 『奇跡講座』は実践とあわせてスパイラル(螺旋階段)状に理解を深めていく必要があります。

 

 『奇跡講座』を理解する上で特に大事な順で挙げていくと、教義1行目、教義全3行、序文全12行、『まえがき』の最後にある「◆◆◆教義」の部分となります。

 

 

 たえずこの部分に立ち返って、自分の理解度がどのくらいあるのかを確認してください。