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JACIMサイト別館『ワンポイント解説』より。
参照記事は主に、聖霊はこの世界で「何かをするように」「何かをしないように」という導きをするのか、という内容ですが、解説の終わりに学習時期について触れている部分があります。
この部分について取り上げたいと思います。
奇跡講座に取り組むためには、真に「心を変えたい」という強い動機が必要
一般的に、私たちは外の世界を自分の心地のよいと思える状態へと変えていくことで満足や安心、幸せを得ようとします。
つまりは外の世界を変えることで幸せになろうとする、問題解決していく生き方です。
この生き方には問題があります。
大抵の人は多かれ少なかれ、いずれはこれでは上手くいかない、機能しないことに直面します。 あるいは、薄うす気づいていきます。
奇跡講座の教えに触れているなら、もはやはっきりと知的レベルでは「これは機能しない」と理解できるようにもなります。
それでも、それは知的レベルであって、実際には、私たちはまだまだ外の世界を変えようとします。
もちろん実践としては、「外の世界を変えにいこうとしている」自分に気づくことで、それを修正していくことができます。
ですがこれは、外の世界を変えることでは問題解決しないことをはっきりと認識しているがゆえに、取り組める実践です。
奇跡講座は、「問題は自分自身の心にこそ存在する」と肚で理解できて初めて実践が可能になります。
ですので、このワンポイント解説でも、本当に「心を変えたい」という動機が強まって初めて『奇跡講座』との接点となり得る、と解説されています。
JACIIMサイト別館『ワンポイント解説』より
https://www.jacim.com/jcm/?p=1815
「外の世界を変えたい」という思いが抑えきれないほど強い場合
このテーマについてもう少し言及してみます。
奇跡講座は、「問題は自分自身の心にこそ存在する」と肚で理解できて初めて実践が可能ということでした。
ですが、肚で理解できていても、それでも「外の世界を変えたい」という思いが抑えきれないほど強い場合があります。(これは完全にはまだ肚に定着していない、ということですね。)
その場合はどうすればいいのでしょうか。
それはやってみることです。
そもそも抑えきれないのですから、きっとやるでしょう。
実行に移さないと、収まらないのでしょうから。
ここで大事なことは、その結果をきちんと検証することです。
それでほんとうに解決したのかどうかを。
感情的に解決を見たのか、ということを。
そうすることで、自我の戦略の結果を身をもって知る、という叡智を手に入れることができます。