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隠されたステップと共に、新たに赦しの3つのステップをもう一度、整理します。
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赦しの第1ステップ
【原因の所在を認識する】
相手にされたことで感じているこの怒りや嫌な感情は、その相手に問題があるのではない。 問題は、自分の中にこそ存在する。 これを認める。 自覚する。
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赦しの第2ステップ
【その原因を自ら取り消す選択をする】
自分の中にあるこの問題は、自分でつくり出したものであり、取り消すこともできる。 取り消すためには、自分が否定したもの、すなわち幻想を直視する必要がある。
私は、取り消すことを選択する。 そのためには幻想を直視する。 その意欲が私にはある。※1
※1これはテキスト第二十一章のⅦ節「未回答の最後の質問」に答えることでもある。
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隠された重要なステップ
【幻想を直視する】
私には意欲があるがゆえに、私は幻想を直視する。(見る意欲があれば当然、自我の思考体系の誤りを見に行くことになるはず。) 聖霊と共に自我を直視する※2。 自我の想念を観想する。 その作業に入る。
※2聖霊と共にとは、聖霊の思考体系の枠組みの中で自我を見ていくこと。
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赦しの第3ステップ
【聖霊によって原因を取り消してもらう】
最終的に、聖霊によって自我の思考体系が膠着していた部分に気づかせてもらうことで取り消してもらう。(これは自動的であり、聖霊の役目であってあなたの役目ではない。 あなたに準備が整ったとき、その瞬間は訪れる。)
新たに整理された赦しの3つのステップのまとめ
シンプルに項目だけでまとめると次のようになります。
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赦しの第1ステップ
【原因の所在を認識する】
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赦しの第2ステップ
【その原因を自ら取り消す選択をする】
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隠された重要なステップ
【幻想を直視する】
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赦しの第3ステップ
【聖霊によって原因を取り消してもらう】
では、この隠されたステップである「幻想を直視する」とは、どういうことなのかを次に見ていきます。