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ようこそ、赦しの実践支援サイトへ。
こちらでは赦しの実践者による独自の視点で奇跡講座を解説します。
次は赦しとは何か、です。
赦しとは、無意識レベルにある「心」の誤りを訂正するための一連のプロセスの総称
では『赦し』とは何でしょうか。
『赦し』とは、「原因」である無意識レベルにある「心」でのいくつもある誤った選択を一つひとつ本来の正しい選択へと戻す一連のプロセスの総称です。
実際には、無意識レベルにあるものを変更することになるので、直接的には認識できず、簡単には変更できません。
ですが、無意識レベルでのこの誤選択による兆候は、色々な箇所で認識することが出来ます。
その代表例は、知覚(癒されていない知覚)です。
知覚は、葛藤や批判、要するにそのままでは嫌だという感情に顕れます。
他には、変えたい、コントロールしたい衝動や、獲得衝動もそれに入ります。
つまり、正しい心の状態(聖霊の思考体系からのもの)以外のすべてです。
この兆候を見逃さず、それを辿ることによって無意識レベルにある誤選択による自我の思考体系から来る信念(観念)や、価値観に気づくことで意識化し、その価値観が生じた背景にまで遡ることで、それらが無であることに気づいていくプロセスです。
これらは「思考の逆転」と称され、正確には「自我の思考体系から聖霊の思考体系へと逆転させる」ことですが、誤った選択すなわち、本来の自分を誤認識したことから来る間違った心である自我の思考体系から、正しい選択すなわち、本来の自己を正しく認識することを妨げているこの自我を取り除く※2ことを指します。
この無意識レベルにある価値観を意識化させ、それが誤りであると見てとる、誤りと気づくことで訂正(解消/浄化)させ、最終的にすべての誤りを訂正することを意図しています。
ですので、根源的誤りの修正は一足飛びにはいかず、時間のかかるもの、根気の要るプロセスとなり得ます。
まさにこれは赦しという「生き方」です。
もっと言えば、赦しという「あり方」です。
そのように「生きたいか」どうか、です。
赦しに取り組むにあたっては、赦しの前に基本的な考え方を学ぶ必要があります。
さらに詳しくは、『奇跡講座』を理解する【全15回】をご覧ください。
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※2 自我を取り除くとはいえ、自我は無ですから、それを正しく見る(直視する)ことで自我を生起させていた想念が元々無かったことに至ることによって解消されていく、ということになります。