· 

(自分を善良であると信じ、優しく無垢を装うという)この側面は、立腹することもある。 この世界は邪悪であり、無垢性に与えられて当然な愛と避難所を提供できないからである

 この側面は立腹することもある。 なぜなら、この世界は邪悪であり、無垢性に与えられて当然な愛と避難所を提供できないからである。 それゆえに、寛大にして善良であろうとする者たちに世界が与えるさまざまな不正行為を前にして、この顔が涙に濡れることもしばしばである。 この側面は、決して自分からは先には攻撃しない。 しかし、毎日、数知れない細々こまごまとした事柄が、その無垢性に小さな攻撃を仕掛け、挑発して苛立たせ、ついにはあからさまな罵詈雑言を吐くまでに至らしめる。

 

奇跡講座テキスト  第31章  五 自己概念 対 自己  3.