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この世界が提供できる道(救済の道)は、膨大な数にのぼるように見えるが、どの道も他の道と同じ(死に至る道)だとわかるときが、誰にも必ずやってくる。 すべての者がこの地点に到達し、それからそれを超えていかねばならない

 到達点のすべてが確定しているところに選択の余地はない。 それらがひとつのものにすぎないことを真に学ぶまで、あなたはそれらのすべてを試してみたいと思うかもしれない。 この世界が提供できる道は膨大な数にのぼるように見えるが、どの道も他の道と同じだとわかるときが、誰にも必ずやってくる。 このことがわかって、死んでいった者たちがいる。 この世界が提供している道以外の道が、彼らには見えなかったからである。 そして、それらの道がどこにも到達しないことを学んで、彼らは希望を失った。 しかし、そのときにこそ、彼らは最大のレッスンを学べたはずだった。 すべての者がこの地点に到達し、それからそれを超えていかねばならない。 この世界の中に選択の余地はないというのは、まさしく真実である。 しかし、このこと自体がレッスンなのではない。 レッスンには目的があり、こうしたことの中で、あなたはそのレッスンが何のためのものかを理解するようになる。

 

奇跡講座テキスト  第31章  四 真の選択肢  3.