あなたがそれらは自分の中で赦されることが不可能だと信じていたのでなければ、なぜ、彼の罪が罪である必要があるだろう。 あなたがそれらの罪が自分の実相だと信じていたのでなければ、なぜそれらが彼の中に実在しているのだろう。 そして、あなたが自分を憎んでいるのでなければ、なぜ、あなたはそれらをいたるところで攻撃するのだろう。 あなたは一つの罪なのだろうか。 あなたは攻撃するたびに、この質問に対し「然り」と答える。 なぜなら、攻撃することによってあなたは、自分が有罪であり、自分が受けるに値するものを与えなければならないと、断言しているからである。 そして、あなたの本性以外の何が、あなたが受けるに値するものだろうか。 もしあなたが、自分が攻撃を受けるに値すると信じていなかったなら、誰に対してであれ、攻撃を加えることなど思いつくこともなかっただろう。 なぜあなたは、そのようなことをしなければならないのだろう。 あなたに何の利益があるというのだろう。 あなたが望むどのような結果があり得るのだろう。 そして、いったいどのようにして、殺害があなたに恩恵をもたらすことができるというのだろう。
奇跡講座テキスト 第31章 三 自らを責める者 2.