外観は欺くが、それは変化させることができる。 実相は不変である。 実相はまったく欺くことがない。 もしあなたが外観を超えたところを見ることができないとしたら、あなたはまさしく欺かれている。 というのも、あなたが見ている一切は変化するというのに、あなたは以前それが実在すると思ったことがあり、今もまた、それが実在すると思っているからである。 実相はそのようにして形態へと減じられ、変化が可能なものとされてしまう。 実相は不変である。 このことが実相を実在するものとし、すべての外観から隔てている。 実相が実相であるためには、あらゆる形態を超越していなければならない。 それが変化することはあり得ない。
奇跡講座テキスト 第30章 八 不変なる実相 1.