神は世界の意味をあなたの解釈に任せたりしただろうか。 もし神がそのようなことをしていたなら、世界に意味はない。 なぜなら、意味というものは、絶え間なく変化していながら真実だということはあり得ないからである。 聖霊は世界を、変わらぬものとして確立された一なる目的をもつものと見なしている。 そして、いかなる状況もその目的に影響をおよぼすことはなく、すべての状況が必ずそれに即したものとなる。 世界の目的が状況に応じて変化し得るという場合にのみ、各々の状況には解釈の余地があることになり、そうした解釈はあなたがそれについて考えるたびに異なったものとなる。 あなたがその日のために書く分刻みの脚本に、一つ要素をつけ加えれば、今や生起するすべてが何か別なことを意味する。 他の要素を一つ取り去れば、それに応じてすべての意味が変化する。
奇跡講座テキスト 第30章 七 新しい解釈 1.