自分の内にこの希望を抱いて、兄弟を見なさい。 そうすればあなたは、彼は彼の中にある真理を変化させられるような誤りを犯すことはできなかったということを、理解するだろう。 何の結果も与えられていない間違いを看過するのは、難しいことではない。 しかしあなたは、神の子を偶像にする力をもっていると見なすものを、赦すことはしないだろう。 彼はあなたにとって、刻まれた像となり、死のしるしとなっているからである。 これがあなたの救済者だろうか。 彼の父はわが子について間違っているのだろうか。 それとも、あなたの救済と解放のために、あなたが癒すようにと与えられた存在について、あなたが欺かれてきたのだろうか。
奇跡講座テキスト 第30章 六 赦しの正当性 10.