神の子は完全無欠である。 もしあなたが、彼(兄弟)は罪悪感のあらゆる結果や形態から脱出するに値しないと考えるなら、あなたが彼を(真に)知ることはないだろう。 『私は、彼の栄光の中に、私自身の栄光を見る』

 神の子は完全無欠である。 さもなければ、彼は神の子ではあり得ない。 また、もしあなたが、彼は罪悪感のあらゆる結果や形態から脱出するに値しないと考えるなら、あなたが彼を知ることはないだろう。 あなたが自分自身についての真実を知りたいと思うなら、彼については次のように考える以外にない。

 

 よ、あなたの完全無欠なについて感謝します。 そして私は、彼の栄光の中に、私自身の栄光を見るでしょう。

 

 ここに、神の意志に打ち勝つことができるようないかなる形の悪も存在しないという、喜ばしい声明がある。 すなわち、あなたの願望をもってしても、罪悪は幻想を実在のものにすることに成功しなかったということの喜ばしい確認である。 そしてこれは、真理についての簡潔な声明でなくて何だろう。

 

奇跡講座テキスト  第30章  六 赦しの正当性  9.