奇跡は、あらゆる形の病気を癒せるか、さもなければ癒せないかのどちらかだということが、真実に違いない。 奇跡の目的が、どの形が実在しており、どの外観が真実であるかを判断することであるはずがない

 奇跡はあらゆる形の病気を癒せるか、さもなければ癒せないかのどちらかだということが、真実に違いない。 奇跡の目的が、どの形が実在しており、どの外観が真実であるかを判断することであるはずがない。 もし一つでも外観が癒しから離されたままでなければならないとしたら、幻想の一つが真実の一部でなければならない。 そして、あなたは罪悪感のすべてからは脱出できず、その一部からしか脱出できないということになる。 あなたは神の子を全面的に赦さなければならない。 さもなければ、あなたは全一ではない自分像をもち続け、内側に目を向けてそこにある偶像のすべてから脱出することを恐れ続けるだろう。 救済は、赦すことができないいくつかの形の罪悪などあり得ないという信念に基づいている。 それはまた、神の子についての真理に取って代わった外観などというものはあり得ない、と信じることでもある。

 

奇跡講座テキスト  第30章  六 赦しの正当性  7.