赦しという目的がまだ残っているので、まだ天国は完全には想起されてはいない。 しかし、すべての者がいずれ自分が赦しを超えていくということは確信している。 彼は、自分の中で赦しが完璧になるまでそこにとどまるだけである。 彼はこれ以外に何も望まない。 そして、目的において彼は自分自身と一つになっているので、恐れはなくなっている。 彼の中には幸福の希望が非常に確かに、恒常的に存在するので、足はかろうじて地についているだけで、もはやこれ以上待ちきれないほどである。 しかし、彼は、すべての手がつながって、あらゆるこころが自分と共に昇っていく準備ができるまでは、喜んで待つ。 なぜなら、そうすることによって、彼にもまたすべての赦しを後にすることになるあの一歩のための準備が整うからである。
奇跡講座テキスト 第30章 五 唯一の目的 3.