自分の抵抗にかまわず、このルールを遅滞なく守るように努めなさい。 というのも、あなたはすでに怒ってしまっているからである。 そうして、自分なりの質問が求める答えとは違う形の回答に対する恐れに勢いがついて、ついには、自分が望む一日というのは、自分の質問に対して自分の答えが得られるような一日であると信じるところまでいくことになる。 そしてあなたが、それを手に入れることはないだろう。 なぜなら、それはあなたが真に望んでいるものをあなたから奪うことによって、その日を台無しにしてしまうからである。 自分に幸せな一日を約束するためのルールをいったん自分で決めてしまったなら、このことを理解するのは非常に難しくなり得る。 しかし、あなたが受け入れることが可能な単純な方法によって、この決定を取り消すことは依然として可能である。
奇跡講座テキスト 第30章 一 決断のためのルール 7.