子供時代を通り過ぎ、永遠に去らせるべきときというものがある。 子供の玩具をもち続けようとしてはならない。 あなたにはもはや玩具は必要ないのだから、全部片づけてしまいなさい。 裁きの夢とは、子供がその幼い知恵をもったまま力強い父親になるという、子供の遊びである。 彼を傷つけるものは破壊され、彼を助けるものは祝福される。 ただし、彼は子供としてこの判断を下す。 すなわち、何が傷つけるもので、何が癒すものかを知らないままに判断する。 そして、悪いことが起こるように見えると、彼は世界の中のあらゆる混沌を恐れるが、その世界を統治している法則と彼が考えているものは、彼自身が作り出した法則である。 しかし、実相世界は、彼が実在すると思っている世界から影響を受けることはない。 また、実相世界の法則は、彼が理解しないからといって変えられはしなかった。
奇跡講座テキスト 第29章 九 赦しの夢 6.