いかなるものも、それ自体の目的を超えて存続することはできない。 もしそれが死すべきものとして考え出されたのであれば、それは死なねばならない。 ただし、この目的を自分のものとして受け入れなければ、その限りではない。 この世界においては、目的はどれほど不変なものに見えていても固定されてはいないので、変化だけが祝福となり得る。 あなたは、神があなたに定めた目的とは異なったゴールを設定して、それを永遠不変なものとして確立できるなどと考えてはならない。 あなたは自分のもっていない目的を自分に与えることはできる。 しかし、自分の心を変えてそこに別な目的を見る力を取り除くことは、あなたにはできない。
奇跡講座テキスト 第29章 六 赦しと、時間の終焉 3.