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神の子が自分の実相よりも好む夢(つまりこの世界)の中で、父(神)を証しする証人(すなわち兄弟)を、父に対し拒絶してはならない

 あなたは、があなたを創造したとき、ご自身を失ったと考えるのだろうか。 ご自身の愛を分かち合ったがゆえに弱められただろうか。 あなたの完全無欠性によって、は不完全なものにされただろうか。 それとも、あなたはが完璧にして完全であることの証拠だろうか。 神の子が自分の実相よりも好む夢の中でを証しする証人を、に対し拒絶してはならない。 彼が自分で作り出した夢から自由になるためには、彼自身がその夢からの救済者とならなければならない。 彼は他の誰かを、肉体ではないものとして見なければならない。 すなわち、自らが生きていることを知らない生けるものたちを互いから離しておこうとしてこの世界が築いた壁をもたずに、彼自身と一体になった誰かを見る、ということである。

 

奇跡講座テキスト  第29章  三 神の証人たち  2.