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病気とは、肉体に肉体ではないものになるようにという要求である。 肉体にこれ(虚無性)以上のものであることを求める(偶像としての役割を設定する)あなたの要求の中に、病気という考えが内在している

 病気とは、肉体に肉体ではないものになるようにという要求である。 肉体の虚無性が、肉体が病気になり得ない・・・・・傍点)ということの保証である。 肉体にこれ以上のものであることを求めるあなたの要求の中に、病気という考えが内在している。 なぜなら、それはに対しての真の本質以下のものであることを求めているからである。 そうすると、あなたはどうなるのだろうか。 というのも、その犠牲を求められているのは、他ならぬあなただからである。 ご自身の一部がもはやご自身のものではないと告げられる。 はあなたの自己を犠牲にしなければならず、あなたはの犠牲において増大し、はあなたを失うことによって減じられる。 そして、から去ったものがあなたの神となり、あなたがの一部とならないようにあなたを保護する、ということになる。

 

奇跡講座テキスト  第29章  二 賓客の到来  8.