あなたの家は、あなたの兄弟の健やかさと、幸福と、無罪性と、父が彼に約束した一切の上に建っている。 その代わりにあなたが交わした秘密の約束は、どれ一つとして彼の家の土台を揺るがしたことはない。 風に揺さぶられ、雨にたたきつけられても、びくともしない。 たとえ世界が押し流されようと、この家は永久に立ち続ける。 なぜなら、その強さはその中だけにあるのではないからである。 それは安全の箱舟であり、神の子は神ご自身の中で永遠に安全であるという神の約束に支えられている。 この避難所の安全性とその源の間に、どんな隔たりが入り込めるだろうか。 ここからなら、肉体を、その本質通りに見ることができる。 すなわち、神の子を自由にして家に帰らせるために使用できる度合いに応じた価値があり、それ以下でもそれ以上でもないものとして眺められる。 そして、この神聖な目的をもつとき、肉体は父の意志をあなたと共有するので、しばしの間、聖性の住まう家となる。
奇跡講座テキスト 第28章 七 安全の箱舟 7.