あなたと兄弟の間には隔たりがあるか、さもなければ、あなた方は一なるものであるかのどちらかである。 その中間はなく、他に選択肢はなく、この二つの間で分割して捧げられるような忠誠はない。 二つに分割された忠誠は両者に対する不信に他ならず、それにより、あなたは確信のないまま、安心を約束してくれそうなものならどんな藁くずでも掴もうとして、空回りするだけである。 しかし、誰が、藁の上に自分の家を建てて、それを暴風から守ってくれる避難場所として頼りにできるだろう。 肉体をそのような家にすることはできる。 なぜなら、肉体には真理における土台がないからである。 しかし、そうであるからこそ、それはあなたの住む家ではなく、神の住む家にあなたが到達するのを助けるだけのものと見なすことができる。
奇跡講座テキスト 第28章 七 安全の箱舟 3.