あなたが一人ひとりと交わす合意を、「私はあなたとひとつであって分離していない」というものにしなさい。 そうすれば彼は、あなたが彼と交わすその約束を守るだろう。 なぜなら、それは神が彼に対し約束した通りに、彼が神に対し約束したことだからである。 神は神の約束を守り、神の子は神の子の約束を守る。 彼を創造したとき、父はこう言った。 「あなたは永遠に私の愛する子であり、私は永遠にあなたの愛する者である。 私が完全であるように、あなたも完全でありなさい。 あなたは絶対に私から離れることはできないからである。」 神の子は、「その通りにします」と答えたことを覚えていない。 だが、その約束において彼は生まれたのである。 しかし、彼が病気になるという約束を共有せずに、自分の心が癒されて統一されることを受け入れるたびに、神はこのことを思い出させてくれる。 彼は、神の約束を共有しているので、彼の密かな誓いは、彼と約束を共有している神の意志の前にあっては無力である。 そして、彼が代替にしているものは、神に対し自分自身を約束した彼の意志ではない。
奇跡講座テキスト 第28章 六 秘密の誓い 6.