あなたが憎んだり、恐れたり、嫌悪したり、望んだりするものを、肉体は知らない。 あなたは分離を探し出し、分離していようとして、肉体を送り出す。 そしてその後、あなたは肉体を憎悪する。 しかしそれは、肉体そのもののゆえにではなく、あなたが肉体の用途としたもののゆえに、である。 あなたは肉体が見るものや聞くものから後込みし、肉体の脆弱さと卑小さを憎む。 そして、あなたは肉体のすることを蔑むが、自分のすることは蔑まない。 肉体はあなたのために見たり行動したりする。 肉体はあなたの声を聞く。 そしてあなた自身の願望によって、脆弱で卑小なものとなっている。 それはあなたに罰を与えるように見え、そうしてそれがあなたにもたらす制限のゆえに、憎悪すべきもののように見える。 しかし、あなたは自分で肉体を、自分の心にもたせ、見させ、保持させたい制限の象徴としたのである。
奇跡講座テキスト 第28章 六 秘密の誓い 3.