肉体を罰する者は狂っている。 なぜなら、小さな隔たりはそこに見えてはいるが、そこに存在してはいないからである。 肉体が自分を裁いたことはなく、自らを自分の本質とは違ったものにしたこともない。 肉体は、苦痛を喜びにしようとしたり、塵の中に永続する喜びを探そうとしたりはしない。 自分の目的が何であるかをあなたに告げることはせず、自分が何のためにあるのかを理解することもできない。 肉体が誰かを犠牲にすることはない。 それには意志も嗜好も疑問もないからである。 自分とは何かと思いを巡らせることもしない。 したがって、競争する必要もない。 肉体は犠牲にされることはあるが、自らを犠牲者と感じることはない。 肉体は何の役割を受け入れることもないが、命じられたことは、攻撃なしに実行する。
奇跡講座テキスト 第28章 六 秘密の誓い 1.