病気の感覚とは、制限の感覚以外の何だろうか。 分裂し、分離するという感覚以外の何だろうか。 そしてまたそれは、あなたと兄弟の間、および、あなたと、今は健康と見なされている状態との間に知覚されている隔たり以外の、何だろうか。 それゆえに、善なるものは外側にあるように見え、邪悪なものは内側にあるように見えている。 そのようにして、病気は善なるものから自己を分離させ、邪悪なるものを内側に保持する。 神は、恐れの夢に代わる存在である。 恐れの夢を共有する者は、決して神を共有することはできない。 しかし、恐れの夢を共有することから自分の心を退ける者は、神を共有しているのである。 これ以外の選択肢はない。 いかなるものも、あなたがそれを共有しなければ、存在できない。 そして、あなたが存在するのは、神がご自身の被造物にも創造することができるようにとご自身の意志をあなたと共有したからである。
奇跡講座テキスト 第28章 五 恐れの夢に代わるもの 1.