あなたが自分の役目を果たせば、彼も彼自身の役目を果たすということに、確信をもちなさい。 彼は、あなたが立っているところで、あなたとつながるからである。 あなた方の間の隔たりの中であなたに会うようにと、彼に呼びかけてはならない。 そのようなことをすれば、隔たりが彼の実相であるだけでなく、あなたの実相でもあると信じざるを得なくなる。 あなたには彼の役割を演じることはできないのだが、あなた自身が夢を見る者ではなく彼の夢の中の受動的な登場人物になるとき、あなたはそれをするのである。 夢を見る者と夢はひとつであるから、夢の中におけるアイデンティティーというものは無意味である。 夢を共有する者は、自分が共有している夢そのものとならざるを得ない。 なぜなら、共有することによって原因が生み出されるからである。
奇跡講座テキスト 第28章 四 大いなるつながり合い 5.