分離は、父がご自身の結果たちを奪われたという夢と共に始まった。 そしてそれは、もはや彼らの創造主ではなくなったために、父は彼らを保持する力をもたなくなったという夢であった。 この夢の中では、夢を見る者が自分自身を作り出した。 しかし、夢を見る者自身がしたのと同じように、彼が作り出したものは彼に反旗を翻し、自らの創造者の役割を果たすようになった。 そして、彼が自分の創造主を憎んだのと同じように、夢の中の人影たちは彼を憎んだ。 彼の肉体は彼らの奴隷であり、それを彼らは虐待する。 なぜなら、彼が肉体に与えた動機を、彼らも自分自身のものとして採用したからである。 そして、彼の肉体が彼らにもたらす報復のゆえに、彼らは彼の肉体を憎む。 彼の肉体に対し彼らが与える報酬が、夢を見ている者が夢の作り主ではあり得ないと証明するかに見える。 結果と原因がまず切り離され、次に逆転させられ、そうして結果が原因となり、原因が結果となる。
奇跡講座テキスト 第28章 二 結果と原因の逆転 8.