病気になっている(自我と同一化している)ときは常に、神の子は、自分自身(奇妙な自分像)を自分の原因(起源)にしようとしており、父(神)の子として存在することを自分に容認していない

 病気になっているときは常に、神の子は自分自身を自分の原因にしようとしており、として存在することを自分に容認していない。 この不可能な願望のために、彼は自分が結果であり、自らの本性のゆえに彼自身が原因であるはずだということを信じない。 癒しの原因は、あらゆるものの唯一の原因でもある。 それには一なる・・・傍点)結果があるだけである。 そして、それが認識されるときには、無因性には何の結果も与えられず、何の結果も見られなくなる。 肉体の中に存在する心や、分離した心をもついくつもの他の肉体からなる世界といったものはあなたの「被造物」であり、そこでは、「他の」心となっているあなたが、自分とは異質の結果を生むような創造をしている。 そして、そうしたものの「父」として、あなたもそれらと同質のものにならざるを得ない。

 

奇跡講座テキスト  第28章  二 結果と原因の逆転  3.