生命か死か、目覚めか眠りか、平安か戦いか、あなたの夢かあなたの実相か、これ以外に、あなたは何を選ぶことができるだろう。 死は平安であると考える危険性がある。 それは、この世界は肉体を神が創造した自己と同一視しているからである。 しかし、一つのものがその反対のものになることはできない。 死は平安の反対である。 なぜなら、死は生命の反対だからである。 そして、生命がすなわち平安である。 目覚めなさい。 そしてすべての死の想念を忘れなさい。 そうすれば、自分に神の平安があることがわかるだろう。 しかし、その選択権が本当にあなたに与えられているのなら、あなたは選択の対象となっている二つの事柄の原因を、厳密にありのままに、それらが存在しているところに、見なければならない。
奇跡講座テキスト 第27章 七 夢を見ている者 10.