かくも無残に何もかも奪われた世界は、それを救えたにもかかわらず自らの癒しを恐れて後込みした者の目には、有罪宣告を受けたものに見えるのではないだろうか。 死にかけた者たちの目は叱責もたらす。 そして、苦しみは、「恐れるべき何があるだろう」と囁いている。 この質問をよく考えてみなさい。 これは、あなたのために、あなたに向かって、問われているのである。 死にかけた世界が求めているのは、単に、それが癒されるように、あなたがほんの一瞬の間、自分自身への攻撃をやめることだけである。
奇跡講座テキスト 第27章 五 癒しの手本 5.