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赦しは、真理が一時的に表象されるための手段である。 補助教具が無意味になって学びが完了するまでの間、聖霊に絵の交換(兄弟との関係を神聖なものに交換)を可能にさせるのが赦しである

 虚無を絵に描けないのと同じように、全体性を表す象徴はない。 実相は究極的には知られるものであり、形はなく、描かれることも見られることもない。 赦しはまだ、全面的に限界から自由なものとして知られるような力ではない。 しかし赦しは、あなたが課そうとした限界を設けることはしない。 赦しは、真理が一時的に表象されるための手段である。 補助教具が無意味になって学びが完了するまでの間、聖霊に絵の交換を可能にさせるのが赦しである。 学びのゴールを超えても用途のあるような補助教具は存在しない。 その目標が達成されたとき、それは機能なきものとなる。 しかし学びの期間には、それには用途があり、あなたは今はその用途を恐れているが、いずれ愛するようになる。

 

奇跡講座テキスト  第27章  三 すべての象徴を超えて  5.