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(自我のであれ聖霊のであれ)延長することが想念の目的であるから、その真の本質に即して、どの想念も延長していくという事実を見落とさずにいなさい。 二つの自己(聖霊の心と自分の心)という考えからは、その二者の間で分割された機能という必然的な見解が生まれる

 このような自己知覚が、どのように延長していかざるを得ないか、考えてみなさい。 そして、延長することが想念の目的であるから、その真の本質に即して、どの想念も延長していくという事実を見落とさずにいなさい。 二つの自己という考えからは、その二者の間で分割された機能という必然的な見解が生まれる。 そして、あなたが訂正しようとするのは誤りのうちの半分だけであるが、あなたはそれを誤りの全部だと考える。 自分の誤りと彼の誤りがひとつのものと見なされないようにと、兄弟の罪が、あなたによる訂正の主要な標的になる。 自分の誤りは間違いであるが、彼の誤りは罪であって、自分のそれとは同じではない。 彼の誤りは罰に値するが、自分の誤りは公平に見て、見過ごされるべきだ、ということになる。

 

奇跡講座テキスト  第27章  二 癒しに対する恐れ  13.