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あなたは、肉体の(真の)目的を知らない。 ただ、自分自身から自分の機能(分離の解消/赦し/贖罪)を隠すために自分で作り出した物体(肉体)に、目的(罪悪感の助長、維持)という幻想を与えただけである

 これを達成させるための単純な方法はこうである。 過去においてあなたは、肉体の目的は罪悪感を助長することだと自分にはわかっていると確信していたが、そうした過去からの目的を、一切、肉体にもたせないことである。 というのも、そうした目的は、あなたのいびつな絵が、肉体が表象するものを示す永続的なしるしだと主張するものだからである。 そうなると、異なった見解、すなわちもう一つの目的が、肉体に与えられる余地が残らなくなる。 あなたは肉体の目的を知らない・・・・傍点)。 ただ、自分自身から自分の機能を隠すために自分で作り出した物体に、目的という幻想を与えただけである。 目的がなければこの物体は、聖霊が与えた機能を隠すことはできない。 それならば、その目的とあなたの機能の両方を、いまこそ和解させ、ひとつのものとして見なさい。

 

奇跡講座テキスト  第27章  一 十字架刑の絵  11.