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自らが苦痛を被ることや、剥奪感を抱くことや、不当に扱われることや、何かを必要とすることなどに同意するときはいつでも、あなたは兄弟を、神の子(あなた)を攻撃したかどで非難している

 自らが苦痛を被ることや、剥奪感を抱くことや、不当に扱われることや、何かを必要とすることなどに同意するときはいつでも、あなたは兄弟を、神の子を攻撃したかどで非難しているのである。 あなたは十字架にかかった自分の絵を彼の眼前に掲げている。 それにより、彼の罪があなたの血と死で天国にしるされていることや、それらの罪が彼の前を行き、天国の門を閉ざし、彼に地獄を宣言するということが、彼に見えるようにしている。 だが、これは地獄に記されているのであって、天国に記されているのではない。 天国では、あなたは攻撃を超越しており、彼の無垢性を証明している。 あなたは自分が彼に差し出すあなた自身の絵を、自分自身に見せているのであり、あなたはその絵に全幅の信を捧げる。 聖霊は、彼に与えるようにと苦痛も非難も描かれていないあなたの絵を差し出す。 そして、彼の罪悪に殉じさせられていたものが、彼の無垢性の完璧な証人となるのである。

 

奇跡講座テキスト  第27章  一 十字架刑の絵  3.