幻想は、もとよりそれらが使えるべく意図されていた目的に仕える。 そしてその目的から、それがもっているかに見えるすべての意味を引き出す。 神は、どのような形をしたものであれ作り出されたすべての幻想に対し、一つの奇跡を正当化することになるもう一つの目的を与えた。 一つひとつの奇跡の中に、すべての赦しがある。 なぜなら、神はそれらすべてをひとつものとして答えを与えられたからである。 そして、神にとってひとつであるものは、同一であるはずである。 もしあなたが同一のものが異なっていると信じているなら、あなたは自分を騙しているのである。 神がひとつと呼ぶものは永遠にひとつであり、分離してはいない。 神の王国はひとつに結ばれている。 それはそうしたものとして創造されたのであり、これからも常にそうしたものであり続ける。
奇跡講座テキスト 第26章 七 赦しの法則 15.