原因と結果はひとつのものであり、分離したものではない。神は、これまで常に真実であり続けてきたことをあなたが学ぶことを意志している。 すなわち、神がご自身の一部としてあなたを創造したこと、そして想念はその源を離れないがゆえに、このことは今でも真実だということを学ぶことである。 これが創造の法則である。 すなわち、心が抱く想念の一つひとつは、心に豊かさを加えこそすれ、決してそれを取り去ることはないということである。 これは真に意志されることについて当てはまるだけでなく、何となく願うことについても同様に当てはまることである。 なぜなら、心は欺かれることを願うことはできるが、自らをその本性と違うものにすることはできないからである。 そして、想念が源を離れられると信じることは、真実になってくれるようにと幻想を招き入れることであり、それは成功しない。 なぜなら、神の子を欺こうという努力に、成功はあり得ないからである。
奇跡講座テキスト 第26章 七 赦しの法則 13.