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幻想に目を向ける者は、ただ欺かれるだけである。 罪とは、あなたが兄弟と自分自身の間に押しつける信念である。 この(肉体としての自分と他者という)象徴が表しているのは、分離して別個でありたいというあなたの願望にすぎない

 意味のないところに意味を与えるものは何もない。 そして、真理は自らを真実にするために防衛を必要としない。 幻想には証人もいなければ、結果もない。 幻想に目を向ける者は、ただ欺かれるだけである。 赦しがここでの唯一の機能であり、赦しは、罪が支配していると思われていた神の子のすべての側面に、この世界が禁じている喜びをもたらすために働く。 おそらくあなたには、罪悪の霧の中から現れ出るすべての信念や死を終わらせることにおいて、赦しが果たす役割が見えていないのだろう。 罪とは、あなたが兄弟と自分自身の間に押しつける信念である。 罪は、あなたを時間や場所へと限定し、あなたに一つの小さな空間を、彼にもう一つの小さな空間を与える。 あなたの知覚においては、この切り離しは、明らかに分離した別個のものである肉体によって象徴されている。 だが、この象徴が表しているのは、分離して別個でありたい・・・・傍点)というあなたの願望にすぎない。

 

奇跡講座テキスト  第26章  七 赦しの法則  8.