一つの幻想を唯一の友として、孤独の中で卑小な人生を送ってはならない。 それは神の子にふさわしい友情ではなく、神の子が満足し続けられるような友情でもない。 だが、神は神の子に、地においても天においても一切の権威を授けられたもっと良い友を与えている。 あなたが自分の友だと考える一つの幻想が、この友の恩寵と威厳をあなたの前から隠し、あなたが彼の友情と赦しを諸手をあげて歓迎できなくさせている。 彼失くしてあなたに友はいない。 彼の代わりとなる別の友を探してはならない。 他に友はいないのである。 神が定めたものに代替はない。 どんな幻想が真理の代わりをすることができるだろう。
奇跡講座テキスト 第26章 六 定められた友 2.