いかなる形をしていようと、この一つの間違いには、一つの訂正があるだけである。 損失というものは存在しない。 それがあると考えることが、すなわち間違いである。 あなたに問題はない。 とはいえ、あなたはあると思っている。 それでも、もし大きさや複雑さや場所や時間に関わりなく、あるいは、それぞれを互いに異なるものに見せる属性としてあなたが知覚しているものに関わりなく、それらが次々と消えてゆくのを目にしたなら、あなたもそう思うことはできないだろう。 見えているものにあなたが課している限界が、いかなる形であれ神を限定できるなどと思ってはならない。
奇跡講座テキスト 第26章 二 多くの形態、一つの訂正 3.