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自分に代わって解決してもらうために、問題を聖霊にゆだねるということは、それが(真に)解決されることをあなたが(本気で)望んでいるということを意味する

 救済は、神の子が自分で求めたよりもさらに不公平になるような助けを与えようとはしない。 聖霊の贈り物である奇跡が、選ばれた特別なグループにだけ特別に与えられ、他の者たちからは、それに値しないということで引き離しておかれるとしたら、聖霊は特別性との同盟者ということになる。 聖霊は自らが知覚できないことは証言しない。 そして、あらゆる者が、癒し、解放、平安という聖霊の贈り物を授かる資格を等しくもっている。 自分に代わって解決してもらうために問題を聖霊にゆだねるということは、それが解決されることをあなたが望んでいる・・・・・傍点)ということを意味する。 聖霊の助けなしに自分で解決しようとして問題をとっておくということは、問題を未解決で片づかないままにし、不正義と攻撃の力をもったまま存続させるという決断をすることである。 あなたが最初に自分が公正を欠く者となる・・・傍点)ことを決断しなければ、あなたに対し誰も公正を欠くことはあり得ない。 そのような決断を下したなら、さまざまな問題が生起してあなたの道を塞ぎ、平安は憎しみの風によって吹き飛ばされることにならざるを得ない。

 

奇跡講座テキスト  第25章  九 天国の正義  7.