この一つの必要条件に照らして、あなたが信じているものの一切を検証してみなさい。 そして、この一つの必要条件を満たすものならすべてあなたの信に値すると理解しなさい。 しかし、それ以外のものは信に値しない。 愛でないものは罪であり、どちらも他方が狂っていて無意味だと知覚する。 罪人にとって愛は完全に狂気と知覚される世界の土台であり、彼らは自分たちのやり方こそ正気に至る道だと信じている。 しかし、愛の視覚の中では、同様に罪が狂気であり、愛の優しいまなざしは狂気を超えたところを見て、真理の上に安らかにとどまる。 いずれもあなたの本性についての不変にして永遠の真理を定義しているので、それぞれが一つの不変なる世界を見ている。 そして、いずれも父と子がいかなるものであるかについての一つの見方を反映し、他方についての自らの見解を意味のある正気のものにする。
奇跡講座テキスト 第25章 七 救済の岩 6.