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救済とは、この世界はあなたの家ではないと思い出させるものにすぎない

 救済とは、この世界はあなたの家ではないと思い出させるものにすぎない。 この世界の法則はあなたに対し強制されているものではなく、その価値観はあなたの価値観ではない。 そして、あなたがそこに見えていると思っているものは、どれもみな、本当はまったくそこに存在していない。 それを作り出したときと同じくそれを取り消すにおいても、以上のことが見られて、理解されるのは、それぞれが自分の役割を担うときである。 常にそうであったように、誰もがそのどちらを行うための手段ももっている。 彼が自分自身を傷つけるために選択した特別性も、その選択がなされたその瞬間に、はそれを彼の救済の手段と定めた。 彼の特別な罪は、彼の特別な恩寵とされた。 彼の特別な憎しみは彼の特別な愛となった。

 

奇跡講座テキスト  第25章  六 特別な機能  6.