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神の恩寵は、赦しのまなざしの上に優しくとどまり、その目が見る一切は、見ているその人に神を語る。 彼にはいかなる悪も見えず、世界の中に恐れるべきものや、彼自身と異なる者を見ることはない

 の恩寵は赦しのまなざしの上に優しくとどまり、その目が見る一切は、見ているその人にを語る。 彼にはいかなる悪も見えず、世界の中に恐れるべきものや、彼自身と異なる者を見ることはない。 そして、彼はそれらを愛し、同じように自分自身に愛と優しさのまなざしを向ける。 彼は他者を断罪しないだけでなく、自分の間違いについて自分自身を咎めることもしない。 彼は復讐を裁定する者でもなければ、罪を罰する者でもない。 彼の視覚がもつ思いやりは、それが人々に差し出す優しさのすべてと共に、彼自身に依拠している。 なぜなら、彼はただ癒そうとし、ただ祝福を与えようとするだけだからである。 そして、が意志するところと調和している彼には、その資格に与えられているの恩寵によって、自らが目を向けるすべての人々を癒し祝福する力がある。

 

奇跡講座テキスト  第25章  六 特別な機能  1.